ボストンの爆弾は圧力鍋?
圧力鍋の爆弾は国際テロ組織アルカーイダが使用を奨励していたものです。米国内でも部品調達が容易で、作成方法もネットなどで広まっているようです。爆発物には、くぎや空気銃の弾丸、ボールベアリングと呼ばれる金属片などが詰め込まれ、殺傷力が高められていたということです。
この爆弾は以前から世界各国の過激派やテロリストなどが使ってきたもので、今回のボストンマラソン爆破テロ事件でも使用された可能性が高いということで、改めて世間の注目を集めているようです。そのような大きな被害を出しかねない「圧力鍋爆弾」の作り方が、簡単・手軽・安価といいながら、複数のテレビ局により詳細に紹介されました。
日本のテレビ各局はこの「圧力釜爆弾」を、興味本位半分で、ニュース番組やワイドショーなどで相次いで取り上げていました。番組ではボストンでの爆発の瞬間や、過去の爆破実験でワゴン車が粉々に吹っ飛ぶ様子などが繰り返し放映され、その破壊力の凄まじさが強調されました。テレビ朝日系の「モーニングバード!」では、自ら圧力鍋爆弾の作り方を、カメラの前で実践し、さらに、その後スタジオには「できあがったものがこちらになります」とばかりに「完成品」が持ち込まれ、カメラに大写しにされた。そこにはぎっちり釘が詰められ、キッチンタイマーによる時限装置もしっかりと作られていました。 この圧力鍋爆弾セットが、現地では100ドル程度、日本では1万円で手に入るそうです。誰でもどこでも入手できるもののようです。また、インターネットなんかでも作り方が簡単に見られるということです。
こんなのをTV放送していいんですか? 日本の放送局にはモラルがないのですか? 言論の自由=報道の自由? どう考えてもおかしいとしか思えません。善悪の判断のつかない子供も見ていますよ! 日本在住のテロリストも見ていますよ! もう少し、考えた方がいいんじゃないでしょうか?・・・・・・・